乙女ゲームと十代とテニプリの話

久々のブログですが、これは語りたいと思って筆をとりました2020年初めましての記事。という訳で今回の話は乙女ゲームの話についてがメインです。とはいえ、本当に好き勝手に書いているので、根拠があるわけではなく実体験がメインの記事です。お暇なときに是非~

(先にプロフで言っとくと、アラサー元ゲーマーでプレイした乙女ゲームときメモGS全シリーズ・遥か・コルダ・ラブレボ・薄桜鬼・テニプリ系etcです)

 

乙女ゲームの衰え~ゲームハード戦争~

個人的な感覚ですが乙女ゲームの黎明期~全盛期はPS2(2000年発売)時代であったとおもっております。この時期にときめきメモリアルガールズサイド、ネオロマンスシリーズ(これはもっと前から出ていますが)、我らがテニプリからも学園祭の王子様やドキドキサバイバルが発売されました。何故ここからスタートのかと言うと、ハードの普及率が圧倒的だったんですよね。PS2は当時DVDプレイヤーという家電的立ち位置も持っており、今までのゲーム機よりも買うメリットがあったんですよ。(この辺は、ニコニコ動画ゲハ戦争の動画をみるとより分かります)

しかし、お茶の間の大画面でゲーム、しかも乙女ゲームをできる豪胆な心の持ち主は多くはなかったでしょう。自分の部屋を持って独占してゲームができる人が主にプレイヤー層だったように思います。

この問題を解決したのが携帯型ゲーム機、DSシリーズ(2004年発売)及びPSPシリーズ(2003年発売)です。ここにきて乙女ゲームが全盛期~成熟期を迎えたように思います。特にDSシリーズの普及率は半端じゃなかった。この辺でオトメイトの勢いが加速度的に上がった気がします。また、PSタイトル向け雑誌『電撃Girl'sStyle』が2007年から隔月で発売。乙女ゲームは確固たるものになったはずでした。

 

さて少し話がそれますが、そもそも携帯型ゲームが売れるのかというと、手軽であるというのが一番だと思っています。持ち運びも出来て手軽に友人とも楽しめる。特にモンハン等がこの法則に当たると思いますが、乙女ゲームも同じ。特に高度なゲーム性を必要としてない(RPG/アクションゲー等のゲーム性を指す)事から、ゲーム会社もユーザーもWinーWinだったわけです。

とはいえ、一度売れた作品を再度買ってもらうには、別のゲームまたはハードで出すしかない。じゃあ、次のハードは…となった時に悲劇が起きたわけです。乙女ゲームに適切なハードがない。次世代PS3はHD化で開発費高騰、加えて高価なハードで乙女ゲームのユーザーに適していない。だが、Wiiに関しては下馬評が悪かった。コントローラーも謎だし…それに任天堂の据え置きで乙女ゲームをあまり出して来なかった事もあって『遥かなる時空の中で4』が目玉レベルだった。つまるところ、次にスムーズに移行できなかったのだ。本当はPS3PS2の互換性付き3万円とかでいってくれれば、上手く移行できたかもしれない。しかし、ここで乙女ゲームは時間が止まり、PSPで出し続けるしかなかったのだ。

その後に発売されたPSVITAは実に8年後、2011年のことである。

その頃、世の中で何が起こっていたか…それはiphoneの襲来である。実に2008年にやってきたiphone、それに対抗するように燃えるAndroid。ここで、スマートフォンゲームが花開き始めていたのだ。特に2011年なんてiphone4sとかである。

先程も述べたが、携帯ゲームが何故売れるのかというと手軽さだ。そう、スマホゲームは最も手軽なゲームそしてスマホ自体が手軽なハードと言っていい。

手軽さに慣れた人、そしてその手軽さしか知らない人が携帯型ゲームに戻ったり、ましてや据え置きを買うのはハードルが高い。買うとしたら、それは乙女ゲームの為だけではなく別の理由(その他にやりたいゲームがある)がある人が買うものだろう。

特にメディアミックスも流行り、ゲームをしなくても作品を知る文化が醸成されつつあった。この辺で乙女ゲームという文化において「据え置き・携帯型ゲーム」でやるという文化が薄れたように思う。 そもそも、高いゲーム性を有していない以上、スマホと比べて見違えるように異なる乙女ゲームはひと握りだと思っています。

だから、switch(2017年発売)が出ても、手が伸びる人たちは少ない。故に乙女ゲームにおいて「据え置き・携帯型ゲーム」のswitchが苦戦しているように思える。

マジで「思える」の話なので、これが正解ではないですが、ハードはWiiUPS3PSP3DSを含め全ハード所有していたオタクなので…。感覚的にはそう思うわけなのです。

 

乙女ゲームと十代について

ここで、マジで自分の感覚による話をします。全く当てはまらない人もいると思うので、ここは細けぇことはいいんだよ!精神でご覧下さい。

そもそも乙女ゲームに限らず夢的に作品を楽しめるのって十代の頃がピークだと思っています。(あくまでピークね)その理由ですが…

1・対象キャラクラーの年齢が自分より年上・年齢が近い人達が多い

なんというか、本当に感覚なのですが、アラサー夢女やってますと自分より10~15歳離れた年の子に対して夢女する思考回路になりづらいんです。じゃあなんでテニプリの夢女してるのかというと、自分が初めて出会った時が1の条件に合うからです。今でもテニプリに限らず、昔の作品は自分の学生時代の感覚を思い出せてハマれるのですが、最初に出会ったのがアラサーとかだと、「可愛い~」って感覚で、恋愛対象に中々なれないんです。キャラとしては好きだけど!みたいな。

2・感情で動ける年齢だから

10代の頃とかは感情>理屈で動き、アラサーは感情<理屈になりがちだと思っています。例に上げると雲雀さんという過去に大量の夢女を生み出したキャラ。私も例に漏れなかったのですが、あの危ない雰囲気が超好きだったんです。「咬み殺すよ?」とかめっちゃ痺れない?と思ってたのですが、改めて思うと危ないキャラやんけ…と思うわけです。いわゆる恋は盲目。この年になると、すごく理性的にキャラの事を見てしまうのですが、十代の頃は本当に感覚・感情重視で突っ走れるし、自分と年齢が近い事もあって擬似恋愛に近い感情になりやすと思ってます。あと年取って思ったのが新しいジャンルに思い切りハマる体力がない(涙)

3・躊躇わずお金を使える

大人になったほうが使えるお金の自由度は高いです。ただ、大人になるにつれて出費も増えていきます。一人暮らしをするならその費用、化粧品も会社の飲み代も、果ては将来向けて個人年金なんかも…。入ったお金を存分に使い込めないんですわ…

逆に学生時代の頃の方が、アルバイトしたお金はそのまま全ツッパできたし、(ご家庭によりますが)高いハードは誕生日とクリスマスの合わせ技で買ってもらったり、箱買いなんかも結構してました。貯蓄の概念が無くても生きてけたんですよ。推しがいれば。でも大人になると流石に貯蓄も将来のための行動も必要なんです。

 

以上の点が10代と乙女ゲーム(むしろオタクかな?)の親和性についてです。どうしても年を取ってから新規開拓がし辛く…。でも、十代の子から見ると馴染みのない携帯型ゲームにお金落とすより、馴染みのある漫画系やアニメ系作品にお金落としたくなるよね。うんうん…。困ったね…。

乙女ゲームテニスの王子様

ほんとうにさ!!!出してくれよ!!!!

私も例に漏れずswitchを持ってません。3万円のハードル、スマホより手軽さがない、自分にとって魅力的なゲームがない(勿論面白いゲームがあるのは知ってます。ただ、自分の好みの問題)というところですね。もしテニスの王子様乙女ゲームがswitchで出たら買います。まぁ、コナミスマホに注力している以上期待薄ですが…

先程も言ったけど、この作品はいつでも自分を中学3年生に戻してくれるんですよ。当時の感触を覚えており、そして今でもコンテンツが生きているから、私は楽しく夢女ができるわけです。

ちなみに許斐先生が直々に我ら夢女に向けてキャラクラーからの思いを綴った曲『悲しいね・・・キミが近すぎて』は名曲です。

 

悲しいね・・・キミが近すぎて

悲しいね・・・キミが近すぎて

  • アーティスト:許斐剛
  • 出版社/メーカー: FEEL MEE
  • 発売日: 2016/06/15
  • メディア: CD
 

 あと、我らのバレンタインのチョコレートに対してのお返しソング『ハッピーサマーバレンタイン』も名曲です。立海担当なので幸村バージョンをご紹介。

 

ハッピーサマーバレンタイン

ハッピーサマーバレンタイン

 

 このように、我ら夢女との親和性が高いんですよ、テニスの王子様は!!!本当に許斐先生の懐の大きさには感謝するしかない。

 

新たな乙女ゲーの開拓は多分難しいと思いますが、それでも乙女ゲーが無くなって欲しいとは思わないので、ちょっと気になってるリングフィットアドベンチャーを買う時が来たら、併せて頑張って手を伸ばしてみたいと思います。

最後にオマケとして私がpixivに上げたテニスの王子様乙女ノベルゲーム青学編のリンクを張っておきます。

 

www.pixiv.net

 

マジでテニプリで各種ゲームを出してくれ~